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楽勝か、無理ゲーか?「海外で寿司職人が働く」のは厳しいのか?

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海外で寿司職人として働くのは厳しいですか?

2022年にメディアで少しとりあげて頂いてから、DMで最も頂いた質問の1つです。

今回はこちらのテーマについて書きたいと思います。

その答えは

厳しいかどうかはズバリ、あなた次第です。

煮え切らない答えで申し訳ないですが、
海外だから成功しますという話しは無いです。

質問を頂いた背景

円安の影響で話題になった海外で働くという生きかた。
そしてその中でも

寿司職人が稼げるという噂

しかし、失敗例やネガティブ面を発信する人も多いし、

海外で寿司職人が成功するというのは夢物語なんじゃないだろうか?
メディが作り上げげた嘘なのでは?
このまま海外で働く寿司職人を目指していいのか?


などの不安に駆り立てられて、問い合わせを頂いたんだと思います。
真剣に悩んでいるからこそ、答える側の私も嘘偽りなく現実をお伝えしてきました。

日本も海外も厳しいのは事実ですが、、、

日本でも海外でも厳しいです。
成功する人は日本でも成功すると思います。

しかし!

寿司職人の成功確率については

海外の方が高い

というのも事実です。

それはなぜか、次の2つの理由からです。

海外の方が成功確率が高い理由
  • 理由1 需要と供給
  • 理由2 日本人としての強み

それぞれ解説していきます。

理由 1 需要と供給 

需要と供給のバランスの中で自分がどこにポジションを取れるのか?
を考えてみてください。

もしあなたが誰にも負けない寿司と接客術を持っているなら
迷わず銀座(東京)で勝負してください。

競合は多いですが、世界中から最高の寿司を求めてお客様が来るエリアです。
そこで目立つ存在になれればより多くのチャンスが巡ってくるでしょう。

まずは

需要が高い場所の中で自分が取れるポジションを冷静に分析する必要があります。

全員が銀座で成功できる訳ではありません。

分析する内容の具体例を挙げると

  • あなたが芽を出すまでに費やせる時間
  • 自分の強み
  • 叶えたい願望
  • 家族との兼ね合い

など考慮し複合的に判断をしなければなりません。

その上で広い視野で

自分がより目立てる場所を探す

ということが大事です。

そして寿司職人の中でこれを受け入れてできる人が本当に少ないです。

「逃げた」と思われることを恐れている人が多いからなのか?
そこそこの現状に甘んじて重い腰が動かないのか?

なので

動ける人にはチャンスがあります。

同じスキルでもより必要とされる場所に行けば価値が上がるんですね。
そして海外では需要に対してまだまだ供給が追いついていないんです。
そこにチャンスがあります。

アメリカでは寿司が握れる人の時給は普通のシェフよりも高いです。
それだけ需要が高いということです。

ちなみに海外でなくとも日本の地方都市にも需要がある場所はあると思います。

理由2 日本人としての強み

寿司は今、ワールドスタンダード化しています。

私が寿司を始めたのはアフリカの片田舎で「寿司を作って」と言われたことがきっかけです。

詳しい寿司開眼エピソードはプロフィールに書いています。チェックしてみてください↓↓

世界中に寿司は溢れていますが、日本人経営の店や日本人のいるお店というのは本当に少ないです。

スーパーの惣菜コーナーやカジュアルな寿司店、
アジア料理店の中のメニューなどいたるところに寿司を見つけることができますが、
高級志向なお店でより日本人シェフの強みを活かせます。

高級志向な寿司屋に行く外国人の中には日本へ行ったことがある人が多く、
日本という国の素晴らしさを知り、
日本文化や日本人へのリスペクトを持ってくれている人が多いんです。

そこに日本人シェフがいたら喜んでくれそうじゃないですか?
そうでなくても本場の国のシェフが作っていたら美味しそうだと思ってくれそうですよね?

雇われる場合にも同じスキルならオーナーは日本人を採用すると思いませんか?

まとめると 寿司に関しては

同じスキルでも海外の方がその価値は高まる

ということです。

稼げるかどうかはその人次第です。

アメリカで寿司職人の給料は高い!!!

アメリカに関して言えば給料は日本よりはるかに高いことが多いですが、
物価や家賃、保険も高いので期待しすぎるとがっかりしてしまうかもしれません。

料理長クラスになったり独立したらまた別の話しですが、楽ではないです。

オーナーになっても異文化に適応し、価値観の違う従業員を雇い
寿司を教えるというのは本当に大変です。

寿司職人が海外で働くのは厳しいこともあるかもしれません。
その先に夢があります。

世界で勝負する日本人、世界で活躍できる日本人が増えることを願っています。