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寿司職人として「誰のために働くのか」を徹底解説します。

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結論ですが、

自分のために頑張ってください。

今回は生意気にも少し哲学的な話しにもなってしまうと思いますが、

誰のために頑張るのか?という点について

起業してから現時点までで私がたどり着いた考えやアドバイスを書きたいと思います。

寿司職人見習い、中堅職人、オーナー、さらには様々な人間関係に通じるのではと思っています。

これまで30人近くを採用

起業して丸4年経ちましたが、これまで30人近くの人を採用しました。

残念ながらハッピーに辞めていった人ばかりではありません。
いろいろあったなーと。いろいろなタイプの人がいたなという印象です。

人間関係を築く上で実は厄介な言葉とは?

その中でこれ言う人厄介だったなという言葉があります。

「ヤスさんのために」「店のために」

です。

どちらかというと好印象に捉えられる言葉ですが、これ実は厄介です。

口にしてもいいんです、しかしこれがかかりすぎると危険です。

本心じゃない言葉が自分を苦しめる

なぜなら、これは本心ではないからです。
言ってる本人は気づいてません。

何回も口にすることで自己暗示がかかっていき、
自分はヤスさんのために働いているんだと思い込んでいきます。

しかし本心はもちろん自分のために働いているので、そこが乖離していくことで不満がたまります。

「こんなに店のために頑張ってるのに」という不満ですね。

うまくいっている時はいいんです。

うまくいかなくなると爆発します。

自分のために働いてください。

自覚しましょう。

あなたは自分のために働いています。

店のためではないです。

他の誰かのためでもないです。

それでいいんです。

自分のために一生懸命働くことが店やオーナーを助けることにつながります。

従業員が簡単に辞めることに怒りを覚えていませんか?

オーナーシェフの方、従業員に対して散々教えたのに簡単に辞めやがってと思ってませんか?

私もそう思っていました。
お金も時間もあなたのためにたくさん使ったのにと思ってむかつきました。

でも人は辞めるんです。それをまず受け入れてください。

人は辞めていきます。それが普通です。

自分もどこかの店を辞めてるので今があるということ。

じゃあどうせ辞めてくから教えないのか?違います。
では何のために教えるのか?

自分のためです。

自分のために徹底的に教えてあげてください。

自分が楽をするために教えてるんです。

自分が他の作業ができるように教えるんです。
売り上げを伸ばすために教えるんです。

または自分の教えるスキルを上げるために。

その人がいつか辞めて他の店へ行っても、しっかりと育っていたら自分の評価が上がるんです。

気持ちよく送り出してあげてください。
その人が成功すれば自分の評価が上がります。

そういう考えで良いと思います。

従業員に依存するオーナー

冒頭の「店のために」「ヤスさんのために」は従業員からオーナーへですが、
オーナーから従業員へのパターンもあるんですね。

「おまえのためにゼロからこんなに教えたのに」を自分も思っていると気づいた時にハッとしました。

この考え間違ってるなと。

教えるという行為も自分のためだと自覚しなければいけません。

相手のためではないんです。
仮に相手のためであるならばその相手を自分が好きかどうかで教えるクオリティが変わってしまいませんか?

そうなると、店のクオリティにばらつきがでます。

繰り返しになりますが、店のために働いていると思い込んでいる従業員と同じです。従業員を育てるのは自分のためであるということを自覚しなければいけません。

それを理解していれば人間関係がかなり楽になります。

別の例えを挙げると「ギフトは自分のために」

ギフトを贈るのは実は自分のためと言いますよね?

ギフトを渡した時に、その場で1番幸せを感じでいるのは、相手の喜ぶ顔をみている自分なんですね。

それを自覚できていれば相手が仮に喜んでくれなかったとしても相手の喜ぶ顔を見たくて自分がしただけだからと自分に矢印が向くんです。

そこで相手のためにこんなに時間を使ったのに何で喜んでくれないの?
となるとその矢印はもちろん相手に向かってしまいます。

自分自身がこのように考えられるとストレスは軽減できます。

しかし、世の中のほとんどの人は相手に矢印が向いてしまいますよね。

なので、それも自覚して生きたほうが良いです。

人たらしは矢印の向きを意識している

応用編としてはそこを巧みに利用できれば人たらしになれると思います。

自分は自分に矢印を向けつつ、相手の矢印がこっちに向いていると思った時は、
時にはうまく吸収してあげる。

突き返すだけではより人間関係がこじれます。

お客様でも、常連さんになると「こんなに来てあげてるんだから、優遇しろ」というスタンスの人は多いです。

ちょっとサービスする分には全然問題無いです。

常連さんあっての商売なので。
(寿司屋とお客様の関係についてはこちらの記事でも書いています。)

しかし、忙しくて回らない時もありますよね?

その時に「何だよ、そんな客よりこっちを優先しろ」となってしまう人もいるんです。

この場合も、大前提としてお客様は自分のためにレストランに行っていると言えます。

私がレストランに行く時、美味しいから行きます。
学びたいから行きます。

そこにいるシェフや人に会いたいからという理由もあると思いますが、
それも私が会いたいからです。自分のために行きます。

しかし、その理屈でお客様に接してしまったらどうなるでしょうか?

正しいのはこちらかもしれませんが、人は離れますよね。

ここの塩梅を調整して臨機応変に寄り添える人が成功できる人だと思います。

「ヤスさんのために頑張ります」という矢印が向いてしまっても、うまーく軌道修正できたら良かったなと今となっては思います。

そして、そのエネルギーを活かせたらいいですよね。
自分の未熟さ故にハッピーにできなかった従業員のことを思うと胸が痛いです。

最後に

今回は、起業して私が感じた働くときのマインドについて書きました。

皆さんはどう感じましたか?

苦しいときや心がざわついたとき、

「一体なんのために頑張ってるんだっけ?」
「誰のためにやってるんだっけ?」

と問いかけてみてください。

自分のために頑張っている。
ということに納得できれば、難しい局面も乗り越えることができると思います。

こちらの記事が皆さんの参考になれば幸いです。